防音室設置の際に役立つ防音用語をまとめましたので、是非参考にして下さい。
・NC値
NC値は、外部からの騒音や、空調機器騒音などの室内騒音を表す値です。このNC値が小さいほど室内が静かであると言えます。レコーディングスタジオや楽器練習室などの防音室では、最も静かで声が小さくても会話が可能なNC-15以下が適しています。
・定在波
定在波(定常波)は、同様の場で振動する波を指しており、同じ波が左右から進行してきて合成される事で生まれます。この定在波が発生すると、特定の周波数が大きく聞こえてしまう、全く聞こえないなどのトラブルが生じます。そのため、音響にこだわるなら定在波が発生しないようにする事が大切です。
・固有振動
固有振動は、ある物体が自由振動した際に生じる、固有の周波数を指します。この固有振動数と同じ力が加わると、波の振幅が大きくなり、物体の破損等につながるおそれもあります。また、部屋の形状によっては、固有振動の影響によって、部屋全体が共鳴するブーミングが発生してしまう可能性もあります。
・平均吸音率
素材吸音率の合計を、それぞれの建築材料面積の合計で割った値が平均吸音率となります。その平均吸音率は、適切な残響時間を設定するために用いる事が出来ます。
防音室の施工をお考えなら、一戸建て・マンションの防音工事にも対応する【日本防音株式会社】へお任せ下さい。【日本防音株式会社】では、工事前に厳密な音響検査を行い、音漏れのないプランをご提案するのはもちろん、施工後にも音響検査を行う事で、設計通りの遮音性能となっているかどうかをしっかりと確認致します。
これまで、高い音響性能が求められるライブハウスやレコーディングスタジオ等、数多くの防音工事に携わってきた実績を活かして、ご自宅にも満足度の高い防音室を設置致しますので、是非ご活用下さい。